
冷えが原因で不調が続いていませんか?
なんとなく不調で病院に行ってみても
「で?」
と言われてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか…?
残念ながら今の現代医学の考え方に「冷え」という概念はありません。
「冷え」は東洋医学の考え方の1つです。
冷えやすい人は、東洋医学では4つのタイプがあります。
あなたはどの体質の冷え性かをチェックしてみましょう。
冷えて具合が悪くなる方は、東洋医学の考え方がヒントになると思いますよ!
【目次】
①「気虚」タイプ
②「血虚」タイプ
③「気帯」タイプ
④「血瘀」タイプ
●おわりに
● 冷えて不調が出やすい人の4タイプ

冷えの原因は様々ありますが、東洋医学では体質で分けて考えます。
① 「気虚」タイプ
- 胃腸が弱い
- 疲れやすい
- くよくよ思い悩む
- 息切れしやすい
- すぐ汗がでる
- ぼそぼそ力なくしゃべる
このような症状がある方は「気虚」タイプです。
「気」が足りずに冷えてしまっています。
②「血虚」タイプ
- めまいや立ちくらみを起こす
- 顔や髪にツヤがない
- 爪が薄い、割れやすい
- ものわすれが多い
- 月経が遅れがち
- 目が乾きやすい
- 眠りが浅く、夢が多い
このような症状がある方は「血虚」タイプです。
「血」が足りずに冷えてしまっています。
③ 「気帯」タイプ
- イライラしやすい
- ため息が多い
- 肩こり、頭痛が多い
- すぐにお腹が張る
- 胸がつかえる
- 憂うつ気分になりやすい
- 月経不順、月経痛がある
このような症状がある方は「気帯」タイプです。
「気」がつまって冷えています。
④「血瘀」タイプ
- 顔色が悪い、クマが気になる
- 皮膚がカサカサしている
- 慢性的な痛みがある
- 静脈瘤が多い
- すぐあざができる
- 手足が冷えて痛くなる
- 月経血に塊ができやすい
このような症状がある方は「血瘀」タイプです。
「血」がつまって冷えています。
「冷え性」をざっくりまとめると、東洋医学では「気」の問題と「血」の問題で考えます。
そしてその「気」と「血」が、「足りてない」のか、それとも「つまっている」のか?
さて、あなたの冷え性はどのタイプでしたか?
● タイプ別|おすすめの冷え性対策

① 「気虚」タイプ
気虚とは、「気」が足りていない状態のことです。
「気」とは東洋医学の概念で、生きるエネルギーのようなものです。
「気が不足」=「生きるエネルギー不足」→温められずに冷える
生きるエネルギー不足の状態なので、まずは「よく休み」「よく寝て」体の回復をはかりましょう。
そして気虚状態は「胃腸の働きが弱っている」と考えます。
食べたものがしっかりと消化吸収できるよう、「バランスのよい食事」で栄養をとり、ゆっくりよく噛んで食べて胃腸を整えましょう。
また「気」はしっかり補っても、使い過ぎれば不足します。
あなたは周りに気を使い過ぎていませんか?
あなたの大切な「気」です。
周りにばかり使っている場合ではありません!
まずはご自身をしっかりと滋養しましょう!!
②「血虚」タイプ
血虚とは、「血」が足りていない状態のことです。
「血」とは東洋医学の概念で、体の隅々まで栄養を行きわたらせる働きがあります。
「血が不足」=「栄養分が足りない」→冷える
「血」は熱も運ぶので、血が少なければ体の隅々まで熱が伝わらず冷えてしまいます。
「血」を生み出すのは「食べもの」です。栄養のある食事をバランスよく食べているのか、まずはご自身の食事内容を見直してみましょう。
肉体疲労、精神疲労は「血」を消耗します。
背骨が疲労すると「血」が作られにくくります。しっかり休息、たっぷり睡眠で、体が重力から解放される時間を確保しましょう。(骨休めって大切です!)
③ 「気帯」タイプ
「気滞」とは、「気」がつまっている状態のことです。
あなたの生きるエネルギーがつまって体内で渋滞を起こしている状態です。
「気が渋滞」=「気のめぐりが悪い」→冷える
なぜ気のめぐりが悪いのか…?
原因のほとんどは精神的ストレスと運動不足です。
同じストレスをずっと抱えていませんか?
感情を抑え過ぎていませんか?
我慢ばかりしていませんか?
座ってばかりいませんか?
日頃運動はしていますか?
「気」が渋滞しているのであれば、通してあげましょう。
ストレスに関しては、リラックスできること、自分がご機嫌になれることをいくつか用意しておきましょう。
また、深呼吸するだけでも「気」は動きます。
なので、ため息はOK
おなら、げっぷもOK
人前でなければ、おすすめです。
感情をなかなか外に出せない人は、ジャーナリングもおすすめ。
「書く」という行動で感情が外に表現できますし、自分のことを客観視することもできます。
そして一番てっとり早いのは運動です。
体が動けば「気」が動きます。
軽い運動はストレス解消にもなります。運動はなんでもいいと思います。自分がこれなら続けられると思うものをぜひ習慣化していきましょう。
食事に関しては、「食べ過ぎ」がつまる原因になるので、普段から腹8分、腹7分を心がけると体がめぐってきます。
④「血瘀」タイプ
「血瘀」とは、「血」がつまっている状態のことです。
「血」とは東洋医学の概念で、体の隅々まで栄養を行きわたらせる働きがあります。
「血が渋滞」=「血のめぐりが悪い」→冷える
「血」が「つまっている」状態なので、通してあげましょう。
「血」は「気」が動かします。
「気」がつまっていれば、「血」もつまります。
「血瘀」は根底に「気滞」があるのです。
「気滞」タイプの改善法をまず行ってみましょう。
そして基本中の基本ですが、物理的に体を冷やさず温活を心がけましょう。
内臓が冷えれば血の流れは滞ります。
冷たい食べ物飲み物を少し控えてみましょう。
東洋医学では「砂糖」「小麦」「乳製品」は体を冷やしやすいと考えます。
「甘いもの」「パン」を食べ過ぎていないか食生活を見直してみましょう。
● 更年期の冷え対策

冷えにはいくつかの原因、体質がありますが、更年期になって冷えが気になっている方も多いと思います。
なぜ更年期に冷えが気になるのか?
● 更年期は自律神経が乱れやすい時期
更年期になるとエストロゲンが急に減ったり、また増えたりとホルモンバランスがゆらぎ、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経には体温を調節する役割もあるので、ホットフラッシュや冷えを感じやすくなります。
● 長引くストレスが血管を収縮
更年期は自分の体の変化(見た目、体力)、人間関係の変化、家族関係の変化、社会環境の変化が起こりやすい時期です。様々に交差する変化が気がつかないうちにストレスになっていることも…
ストレスが続くと交感神経が優位になり、血管が収縮。血流が悪くなり冷えを感じやすくなります。
● 「腎」が弱くなってくる
東洋医学には「腎」という概念があります。
「腎」とは生命力のタンクのようなもので、成長、発育、生殖機能、老化、免疫、ホルモン、排尿、水分代謝などの役割があります。
年齢とともに「腎」の力は弱まっていくので、「腎虚」=「老化」でもあります。
体力、骨、歯、足腰、耳、卵巣は「腎」が担当しているので、「腎」が弱くなることで、疲れやすく、骨や歯はもろくなり、頻尿、耳は遠くなり、生殖機能が低下し、足腰はだるく冷えやすくなります。
更年期の冷え対策は、疲労をためないこと、体(とくに下半身)を冷やさないこと、運動習慣で筋肉量をキープすることが基本です。
食生活では、たんぱく質を積極的にとり、体を冷やす食べ物(生野菜、刺身、小麦製品、砂糖)をほどほどに。できれば温かいものを積極的にチョイスしましょう。
東洋医学では「腎」の力を高めるのに「黒いたべもの」がよいとされています。
黒ごま、黒豆、ひじき、ワカメ、昆布、海苔、黒砂糖、ブルーベリーなどを取り入れてみましょう。
●おわりに

冷えからくる不調を東洋医学的な考え方でタイプ別にまとめてみました。
参考になりましたら幸いです。
どのタイプも大切なのことは「自律神経のバランス」です。
東洋医学的には「気」と「血」を
「過不足なく」×「めぐらせる」
冷えが気になる方は、自律神経をしっかりととのえる!
ご自身の「気」も「血」が不足していたら増やして、つまっていたら流してあげましょう!
まずは今のご自身の心と体、生活習慣をふりかえってみてください。
振り返って見直したあとに「もう一声!」と健康意識が芽生えたら、鍼灸で、心と体をととのえてみることをおすすめします!
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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)



