放置厳禁!感情疲労と慢性疲労|東洋医学でこころと内臓をケアしよう

ずっと 無理していませんか?
努力と根性で、疲労を我慢しないでください。

疲労は貯め込んでいても、あまりいいことはありません。
キャリーオーバーされるだけで、体にも心にも「負担」として重く蓄積されていくだけです。
疲労はいくら積み立てて運用しても、FIREはできません。
むしろ、心と体が燃え尽きる「火災」としてのfireになってしまいます🔥

そして感情も決して我慢してはいけません。
感情にも出口が必要です。
感情を貯めたまま放置し続けると
その感情は必ず出口を求めて、体に症状としてあらわれてくるのです。

今回は、

などなど、東洋医学から考える、こころと体の向き合い方をお話します。


●疲労の種類

肉体疲労、環境疲労、感情疲労、情報疲労…
疲労にも様々な種類、体への影響があります。

① 肉体疲労

働きすぎ、激しい運動のしすぎ、睡眠不足など、無理をした体の使い方をし続けること、そして疲労回復の時間が少ないことで直接的に体に感じる疲労のことです。

肉体的な疲労は、自分でも気が付きやすく、横になる、よく寝るなどで、ある程度は回復できる疲労です。

② 環境疲労

暑さ、寒さ、湿気、乾燥などにさらされ続けると、体は環境に適応しようと汗をかいたり、ぶるぶる震えたりと、たくさんのエネルギーを使います。また、ウィルスなどの感染症から身を守ろうと免疫機能が働いてもエネルギーをたくさん使います

生きていく上で体を環境に適応させていくためには、多くのエネルギーを使うため、体は休息を必要とします。

③ 感情疲労

不安や緊張が長引くこと、なかなか答えが出ない悩み、理想と現実とのギャップ、思うように進まない苛立ちなど、主に人間関係から生まれる感情がストレスとなっている疲労です。

このような精神的な疲労が蓄積していくと、何かしら体へ影響してくることが多く、慢性的な痛みや病気を引き起こすことにもなります。

④ 情報疲労

インターネットが急速に発展したことで、私たちの生活は大変便利になり、様々な情報を簡単に得ることができるようになりました。

しかしスマホやSNSの普及、発展により、私たちは常に「情報」という波を浴びることになりました。

朝でも夜でも、絶え間なく流れている「情報」にいちいち反応せざるを得なくなった私たちは、身の回りにある情報の処理に、疲弊してしまうことにもなりました。


●東洋医学で考える 感情と体の関係性

東洋医学では、人間を心と体を分けて考えずに、全体的なバランスとして、ホリスティックに考えます。

それを「心身一如」といいます。

こころが病めば からだも病み
からだが病むと こころも病む
こころが元気であれば からだも元気で
からだが元気であれば こころも元気 
みたいな…

東洋医学では、心と体の関係性は次のように言われています。

感情はたくさんのエネルギーを使います。
ですので、感情がある方向に偏りすぎたり、強すぎてしまうと、内臓を含めてからだも弱ってしまい、疲労が蓄積していきます。こころの疲弊は必ず、からだ、内臓の疲弊につながってくるのです。

東洋医学では、人間を自然界の法則に当てはめて考えます。
それが「五行論」「五臓論」です。


● 「五行論」とは

中国古典のなかに、「五行論」という考え方があります。

古代中国の人たちは、日常の生活の中で必要不可欠なものとして、5つの基本的物質をあげました。
それが、「木・火・土・金・水」です。

「木」がこすり合わさると「火」が生まれ
「火」が燃え尽きると「土」になり
「土」が何年も蓄積すると「金(鉱物)」ができ
「金(鉱物)」の周りには水が集まり
「水」は「木」育てる

というサイクルです。

これは、どれが一番大切ということではありません。

どれかが欠けても、どれが強すぎても、自然界のサイクルは壊れるのです。
それぞれのパワーバランス、よい循環が、自然界を保っているのです。

その5つの要素である「五行論」を人間のからだに当てはめて考えたのが「五臓論」です。


● 「五臓論」とは

「五臓論」の五臓とは
「肝・心・脾・肺・腎」です。

「五行論」の振り分けとしては

「木」➡「肝」
「火」➡「心」
「土」➡「脾」
「金」➡「肺」
「水」➡「腎」

この5つは、単純に体のパーツを意味するだけではなく、心も網羅していて、それぞれの「臓」には担当する感情が割り当てられています。


● 内臓と感情の関係性

・「肝」→「怒り」を担当
 「激怒」と「奮起」の2種類あります


● おわりに


● Information

麻布十番鍼灸マッサージサロン happysleep hariayakoは、更年期女性を応援する鍼灸サロンです。
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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)

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