コロナの感染症法上の位置づけが、2類相当から、5類感染症に変わり、海外旅行に行かれる方も多いと思います。
飛行機で海を渡り、異国の地へ…
ワクワクしますよね。
おもいっきり楽しみたいところですが、
海外旅行で悩まされるのが「時差ボケ」
「そもそも、時差ボケって何?」
そんな疑問と、
時差ボケに効果的な足つぼをご紹介します。
【目次】
● 時差ボケとは
数時間以上時差がある場所へ、飛行機で移動した時に自覚する、睡眠障害や疲労感などを、
「時差症候群」または
「非同期症候群」と呼びます。
時差ボケは、数時間以上時差がある場所へ高速に移動した時に起こります。
体内時間と現地時間がズレることによって、自律神経系が乱れてしまい、体温調節やホルモンバランス、睡眠バランスがずれてしまうことで生じます。
4~5時間以上の時差があると、時差ボケの症状が出やすくなります。
● 時差ボケの症状
時差ボケには、主に次のような症状があります。
- 昼間のねむけ
- 夜に眠れない
- 疲労感、倦怠感
- 胃腸が疲れる感覚
- 頭痛、頭重感
- 眼精疲労
- 思考力の低下
- 作業能率の低下
- イライラ…など
時差ボケの症状は、西(アジア、ヨーロッパ)に移動したときよりも、東(ハワイや北米など)へ移動したときの方が強く現れると言われています。
● 一般的な時差ボケ対策
時差ボケは、体内時計を上手にコントロールすることが大切です。
機内での過ごし方や、現地に到着してからのは、次のような対策がおすすです。
- 機内では、現地時間に合わせて食事をとる
- アルコールやカフェインは、睡眠と覚醒に深く関わる物質なので、機内では過度な摂取は避ける
- 朝に現地に到着する場合は、フライトの後半で寝るようにする
- 夜に現地に到着する場合は、フライト中はがっつり眠らず、到着したら早めに寝る
- 朝や昼間に到着した場合は、積極的に太陽の光を浴びる
● 時差ボケにおすすめのツボ
ここでは、東洋医学的に考えた時差ボケ対策、おすすめのツボをご紹介します。
東洋医学では、不眠や過眠などの睡眠バランスの不調は、「陰陽虚実のバランスを整える」ことが大切であると考えます。
「陰陽」「虚実」は、東洋医学における診断の1つで、体質や病気の根本原因をジャッジする判断材料です。
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※普段から睡眠の質で悩みを抱えている方へ。
不眠症のタイプ別に、眠りを改善するツボの関連記事はこちら。
普段から不眠症でお困りの方は、ぜひ、上記記事をご参考になさってください。
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そして、海外旅行や海外出張での時差ボケにお困りの方におすすめのツボはこちら!
① 照海(しょうかい)
《場所》
内くるぶしの骨の下から1㎝くらい下の凹み
強く押すと少し痛い場合があります。
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② 申脈(しんみゃく)
《場所》
外くるぶしの骨の真下
この2つのツボは、
睡眠と覚醒のリズム、目への光刺激のバランスを整えるのではないかと言われています。
照海と申脈、セットでお使い下さい。
心地よい程度にゆっくり指で押して、刺激してみましょう。
ツボは左右にあるので、両方ともツボ押ししましょう。
ツボ押しは、呼吸法と一緒に行うと効果的です。
息を吐くときに、ゆっくり5秒間くらいツボ押しをして、息を吸う時に圧を弱めます。
繰り返し5~6回ほど行うとよいでしょう。
海外旅行に行かれる際には、ぜひケアしてみてください!
● おわりに
時差ボケ対策に、ツボ押し??
うそ~? と、思われるかもしれません。
でも、今すぐにできますし、タダだし、やってみて損はないと思います。
信じる者は、救われる!?
ツボ押しで、時差ボケ対策ができたら、もうけもん!
ツボ押しでご自身を労わりながら
海外旅行をおもいっきり楽しみましょう!
Enjoy your trip abroad✨
● Information
麻布十番鍼灸マッサージサロン happysleep hariayakoは、睡眠の質と自律神経バランスを整える鍼灸サロンです。
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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)