寝ないとどうなる?(人間編)|寝てない自慢は、何の役にも立ちません!

前回のブログ「寝ないとどうなる?(動物編)」で、動物での断眠実験では、睡眠を奪うことで死に至るということが分りました。 では、人間は寝ないとどうなるのでしょうか?
「寝ないとどうなる?(動物編)」はこちら⇒


なんと、不眠記録に挑戦した人がいます。


① ピーター・トリップ(ラジオDJ)

1959年に小児麻痺救済のチャリティー番組で、8日間眠らずにラジオの生放送をし続ける挑戦をしました。
結果どうなったか…

3日目から妄想や幻覚に悩まされようになり、診察に来た医師を葬儀屋だと思い込んだり、靴の中に蜘蛛がたくさんいると口走るようになりました。

放送終了後、丸一日眠り続け正常な状態に戻りましたが、その後、精神的変化が目立ったと言われています。


② ランディ・ガードナー(17歳高校生)

1964年に医師立会いのもと不眠記録に挑戦しました。記録264時間(11日間)
結果どうなったか…

2日目に眠気と倦怠感に悩まされ、4日目には自分は有名なアメフト選手だと誇大妄想が始まり、6日目には幻覚が起こり、そのあとは、被害妄想、記憶障害などが生じました。記録挑戦が終わると、表情はなくなり、心雑音が混じっていました。

しかし、その後15時間ほど爆睡した後は、正常な状態に戻り、後遺症はなかったと言われています。


人間は、睡眠不足が続くと脳の働きが低下します。
疲労感、倦怠感、意欲低下、注意力散漫、記憶力低下、食欲低下、胃腸障害が起こり、さらには、協調性が欠如し、攻撃性が高まり、誇大妄想や被害妄想も生じてきます。
不安が強くなりうつ病のリスクも高まります。

寝てない自慢なんて、してる場合ではありません。
睡眠不足は恐ろしいのです!
人間、寝ないとダメなんですよ!

もし、あなたが、
なかなか眠れない…
寝てもすぐに目が覚める…
夜中に何度も目が覚める…
起きた時に爽快感がない…
昼間に眠くなってしまう…など
睡眠の質に悩んでいたら、
それは、絶対に放置しないでください。

ぐっすり眠れないというのは、
こころとからだからのSOSかもしれません。


● Information

麻布十番鍼灸マッサージサロン happysleep hariayakoは、睡眠の質と自律神経バランスを整える鍼灸サロンです。
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ご自宅で簡単にできる、お灸のセルフケアもお伝えします。

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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)

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