
天気や気圧の変化で具合が悪くなる方はけっこう多くいらっしゃいます。
低気圧になると、とたんに
頭痛、肩こり、首こり、全身倦怠感、腰痛、関節痛、めまい、吐き気、冷えを感じやすくなる。
「もう、横になりたい…」
「何もしたくない…」
それは気のせいではなく、気象病かもしれません。
(天気痛と言ったりもします)
今回は、東洋医学で考える気象病について、そして、気象病対策の足つぼをご紹介いたします!
東洋医学で考える気象病とは?

この 『気象病』ですが
東洋医学では、2000年以上前から指摘されていて、対処法も考えられています。
- 季節の変わり目に体調を崩しやすい
- 気圧の変化に体がついていけない
- 雨が降る前は具合が悪い、気分も悪い
このような体質の方は、東洋医学で言うところの「水毒体質」なんです。
普段から水分代謝がよくなく、体に余分な水が溜まってしまう方が気象病になりやすいと考えられています。

余分な水分が
脳の血管に溜まると、頭痛
耳のリンパ液に溜まると、めまい
関節に溜まると、腰痛、関節痛
全身に溜まると、だるい、全身倦怠感
足に溜まると、足の冷えやむくみ
そして、自律神経の乱れで全身のあらゆる不調、うつ気分にもなってきます。
そんな「水毒体質」さんは、水はけをよくしてあげればいいんです!
どうやって??
気象病対策は、胃を丈夫にして水をさばく!

東洋医学では、気象病は胃が弱い人によく起こるといわれています。
全身の水分代謝のバランスは、五臓六腑でいうところの「脾」の仕事になります。
「脾」とは、胃腸、消化吸収のことです。
よって、胃の働きをよくして消化力をあげることが気象病に打ち勝つポイントとなります!
そこで、胃の働きをバックアップしてくれるツボをご紹介!
胃腸を整えるツボ(足三里、太白、中脘)
① 足三里 (あしさんり)

場所は膝のお皿から自分の指4本下で、脛骨(すねの骨)の横の筋肉の真ん中にあります。
胃腸の調子を整え、体を元気にしてくれます。
足の冷えやむくみ、顔ののぼせにも効果があります。
② 太白 (たいはく)

場所は足の親指の内側で、親指のぽこっと出ている骨を超えたところにあります。
胃腸の働きを助け、下痢や嘔吐に効果的で、血糖値が高い方にもお勧めです。
③ 中脘 (ちゅうかん)

場所な体の真ん中を通る線上で、おへそとみぞおちの真ん中にあります。
お腹の冷えや、腹痛、消化不良、胃痛、胸やけに効果的です。
また、痰が多い時や、水太りの方にもおすすめです。
おわりに
胃を丈夫にするのに、お灸はとても効果的でおススメのセルフケアです。ぜひご自宅でお灸をしてみましょう。
きっと低気圧も怖くなくってきますよ。
また、消化力を上げることは、美容にもいいんですよ!
胃を丈夫に、そして美しくなる!
気象病対策のお灸セルフケアは、一石二鳥!
もう、天気になんか左右されないぞ!
そうよ、今日も happy !!!
● Information
麻布十番鍼灸マッサージサロン happysleep hariayakoは、睡眠の質と自律神経バランスを整える鍼灸サロンです。
痛みから美容まで、メンタルまで、お一人お一人を丁寧に、みなさまの健康を全力でサポートしています。
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ぜひチェックしてみてください!
(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)




はじめまして。
偶然辿り着きました。
私には高2の娘がいます。
抑うつ性エピソード、不安神経症、起立性調節障害、気象病で体調不良なことが多く、数える位しか登校出来ていません。
金銭的にも時間的にも決して余裕がある訳ではありませんが、体調不良の娘の現状を何とかして変えてあげることが出来ないかと、スマホを片手に日々検索しています。
貴サロン様の水毒体質の話、大変参考になりました。ありがとうございます。お灸は主人が以前に怪我をしたあと、知人にしてもらって「良かった」と話していました。東洋医学、興味深いです。
はじめまして。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
東洋医学は西洋医学の物差しとはだいぶ違いますが、
日々の生活に生きてくる、とっても楽しくて奥深い考え方です。
お嬢様の健康にお役に立てましたら、私も嬉しいです。
ご家族みなさまの健康とhappy lifeを心から願っております。
コメントありがとうございます。