東洋医学と西洋医学、その違いは?|それぞれの良さを簡単に説明します。

東洋医学と西洋医学は、考え方が根本的に違います。 そもそもの 『ものさし』 が違うので、どちらが優れているとか、どちらがいいか悪いか…ということではないんですね。


●急性期、感染症に強い西洋医学

現代医学のイメージ画像

急性期の医療は、西洋医学は比較的強いと思います。

交通事故のようなケガ
脳梗塞、心筋梗塞、狭心症
感染症や、熱中症など、
急に体調や容体が変化した場合の対処は、西洋医学の方が得意だと思います。

そして、圧倒的に強いのが、検査です。
画像検査、血液検査、尿検査など、体の状態が目で見える形で判断できるのは、西洋医学の強みと言えます。


●慢性期、体質改善に強い東洋医学

漢方薬の画像

慢性的な腰痛や肩こり、
年齢にともなって起こる変化など、
どちらかというと、時間をかけて変化した体調や体質の対処は、東洋医学の方が得意だと思います。


●西洋医学と東洋医学、考え方の違い

風邪ひいた、頭が痛い、お腹が痛い、腰が痛い…などなど、体の具合が悪くなった時、
西洋医学は、病気の原因になりそうなものを、できるだけ叩いて潰して、
『病気と闘おう!』
『病原体をやっつけよう!』
『病原体をやっつけた ⇒ 病気が治った ⇒ だから元気だよね!』 
と考えます。

一方、東洋医学は、
『具合が悪いのは、何か無理が続いたり、バランスが崩れているからだよね。』
『そもそもの体を元気にしましょう。心も体もバランスをもとに戻しましょう。そしたら結果的に病気が治るよね!』 と考えます。

体の不具合や病気を、
『自分以外の敵』 ととらえるか、
『自分の中のアンバランス』 ととらえるか。

『細分化された部分的なもの』 ととらえるか、
『自分の体の歴史的背景全体』 ととらえるか。
そこに根本的な違いがあると思います。


●どちらも大切

西洋医学も、東洋医学も、どちらも必要です。

人間は、単純な生きものではありません。
症状や体質は、ひとりひとり違います。
同じ病気でもケガでも、治り方、治し方は、違います。

からだは常に変化しています。不調には、何かしらのサインがあります。
その、何かしらのサインをあまりほ放ったらかしにしないで、ぜひ自分のからだの声、こころの声に気づいてください。

いつもと違う不調を感じたら、何かしらの医療に頼っていいと思います。

それぞれのいいところを生かしながら、選択していけるといいですね。


医療はもっとhappyに💕💕


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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)

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