なぜあなたはいつも具合が悪いのか。巡りの悪さを「東洋医学の気血水」で考える

巡りの悪さを 感じていませんか?

体がむくんでいるような…
血流が悪いような…
代謝が悪いような…

とにかく すっきりしない

梅雨とか 気圧が低い日なんて、特にだるくてたまらない…

あぁ、具合が悪い…

そう感じる方も多いと思います。

なぜあなたの体は巡らないのでしょうか…?


●からだの巡りを東洋医学で考える

血流やリンパの流れの悪さ、冷えなどで、体の重だるさやむくみ、肩こりや関節痛を感じやすい女性も多いかと思います。

では、なぜ血流やリンパの流れが悪くなるのでしょうか?

東洋医学では ズバリこう考えます。

あなたの「気持ち」が巡っていないから

あなたの「心」が動いていないと
あなたの「体」は巡らないのです。

何かずっと心に引っかかっているものはありませんか?
不安や悩み、ストレスをずっと抱えてはいませんか?


●気血水「気」が「血」と「水」を流します

東洋医学にはこんな言葉があります

「不通則痛(ふつうそくつう)」

(訳:通らないから 痛い)

あなたのなかで 気血水が詰まっていると具合が悪くなるという意味です。

 「気」…生きるエネルギーのようなもの
 「血」…血液
 「水」…血液以外の水

「気」が「血」と「水」を動かします。
気が詰まっていると 血も水も詰まるのです。

東洋医学では
気が詰まることを「気帯」
血が詰まることを「瘀血」
水が詰まることを「水毒」「水帯」 
といいます

気血水が滞り、それが
頭に詰まれば……頭痛
関節に詰まれば…膝痛、腰痛、四十肩、指が痛い
筋肉に詰まれば…肩こり、首こり、背中の張り
心に詰まれば…イライラ、怒り、うつ症状
が起こりやすくなります。

なので「気」は詰まらせてはいけないのです。

「気」が「血」と「水」を動かします。
からだの巡りの悪さを感じたら、まずは「気」を動かしましょう。

では、どうやって「気」を動かせばいいのでしょうか。


●気を動かす簡単な方法は 運動

同じことでずっと悩んでいたり
言いたいことが言えずに悶々としていたり
どうしたらいいのか分からず八方ふさがり
「許せない」が頭から離れなかったり
まだ見えぬ将来の不安がグルグルしたり…

そんな状態が長く続くと、あなたの「気」は体の中でどんどん詰まっていきます。

気が詰まると、体に不調が出できます。
気は詰まらせてはいけません。

とはいえ、「気持ち」の問題を「気持ち」で解決しようとしても案外難しいものです。

そこでてっとり早く「気」を動かすには

動くことです

からだを先に動かすことで、こころを動かすのです。

じーっと 座ってばかりいませんか?
同じ姿勢が長く続くと あなたのこころとからだはヘドロ状態に…

そして凝り固まって不調が現れるようになるのです。


● まとめ

「巡りが悪くて 具合も悪い」
そう感じたら、「心が動いているかな…」と自問してみましょう。

そして、まずは体を動かしてみましょう。
ストレッチやウォーキングなど、ちょっとしたことで大丈夫です。
そうすれば、あなたの「気」が動きだします。

「気」が動けば、「血」も「水」も動きだします。

血液はサラサラ、むくみはスッキリで、からだが巡り始めます。

気は「使うもの」ではなく、「回すも」です

どうやって気を回せばいいのか?
一番簡単なのは 動くことです

ちょっとでもいいので、今すぐ動いてみましょう。
そしてあなたの気を かき回しましょう。

Energyflow

あなたの「気」が動けば
あなたの「運」もいい方向に動くかも!


● Information

麻布十番鍼灸マッサージサロン happysleep hariayakoは、更年期女性を応援する鍼灸サロンです。
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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)

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