3月8日 国際女性デー (ミモザの日)とは|女性の生き方を考える日

ちょっと思い出した私の話。(20年以上前)

私は初めて務めた会社でこんなことがありました。

その会社では、トイレや水回りの掃除は女性社員だけが担当していました。
同期には男性社員もいました。

私はちょっとおかしいぞ…と思い
「なぜ同じ新入社員なのに、同期の男性は掃除をしないのですか?」と男性上司に抗議したところ

「おまえは女だから…」

「男は掃除なんてしなくていい…」

と言われました。

みなさんはどうお感じになりますか?

3月8日は国際女性デーです。
女性の健康、女性の幸せ、女性の生き方をみんなで考える日があるのはいいですよね。


【目次】


● 国際女性デーとは

1904年にニューヨークで女性が参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけとなりました。

1977年に国連総会で正式に「国際女性デー」が制定され
毎年3月8日は各国で女性の生き方を考える様々なイベントが行われています。

“女性として生まれたことで受ける不平等”
“求められる女性らしさって何?”

といった基本的人権とジェンダーの問題をみんなで考えよう!ということがテーマになっています。


●国際女性デーの目的

「女だから…」

ということで迫られる偏見は、人類が始まって以来ずっと続いているのかもしれません。

たまたま女性に生まれてきたことで、生きずらさを感じる社会がまだまだあるんですよね。

●ジェンダー平等

女性だからという理由で、学べない、働けない、昇進できない、役職に就けないというのはなくしてこうよ…
「女性らしさ」「女なんだからこうあるべし」という概念を押しつけるのはやめようね…

●賃金格差

「同一労働」=「同一賃金」
同じ仕事ならば男女で賃金が違うのはおかしいよね…

●家事労働の多さ

家事は女性がするものだという思い込み、すり込み、暗黙の了解はおかしいよね…

子育て負担

子どもは女性だけが育てるのではなく、家族、地域、社会、みんなで育てていこうよ…

介護の負担

子育て同様、介護だって女性だけがするものではありませんよ…

暴力

腕力、権力を女性に向けるのはやめようよ…

などなど…

国際女性デーの目的は

「女性だから」というだけで、女性が不利益を被らない社会にしようね…
女性は「女性」である前に「1人の人間である」という視点に立って、生きる幸せを考えようね…

という日だと思います。


● なんでミモザなの?

イタリアでは、ミモザは女性を象徴する花とされていて、男性が女性に感謝の気持ちを込めてミモザを贈る習慣があるそうです。

3月8日は「女性の日(Festa della donna)」記念日で、イタリアでは、街中のお花屋さんでミモザがたくさん売られ、男性から女性へ、子供から親へ、女性同士でも贈り合うようです。

また、2~3月に花を咲かせるミモザは、イタリア人にとって春の訪れを感じさせる代表的なお花のようです。
日本の梅や桜のような感じでしょうかね。

ミモザの花言葉は国によって諸説ありますが

「感謝」「思いやり」「感受性」「友情」「エレガント」「上品」と言われています。


● おわりに

おそらく人類はずっと「男尊女卑」「男高女低」という暗黙の雰囲気を抱えているかもしれません。

その雰囲気を完全になくして「男女完全平等」となる日はやってくるのかなぁ…という思いもあります。

男女は「同質」ではないけれど
同じ人間なのだから
男女は「同権」であると思います。

本来ならば、あえて「国際女性デー」などと主張しなくても、女性が生きたいように、伸び伸び生活ができる社会であるのが一番です。

でも問題提議をすることで男性も女性も、「人間とは…」「人権とは…」と考える時間を作ることはいいことだと思います。

「言わなきゃ分からない」

「黙っていたら伝わらない」

3月8日は交際女性デーです。
みなさんはどのように考え、どう過ごしますか?


● Information

麻布十番鍼灸マッサージサロン happysleep hariayakoは、更年期女性を応援する鍼灸サロンです。
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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)

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