夢ばかり見て疲れる(多夢)…と思った時におすすめのツボ:内関、三陰交

寝ても夢ばかり見る、疲れる、眠った気がしない、そんな睡眠の質に悩みをかかえていませんか?

夢ばかり見て疲れている人の画像

なぜ夢をみるのかという、はっきりとした原因は分かっていません。しかし、夢のおよそ80%は恐怖や心配事、不快感などのマイナス感情が伴うという調査がありあます。

「夢を多く見る睡眠の状態」を東洋医学で考えながら、少しでもスッキリ、ぐっすり眠るために、おススメのツボをご紹介します。


● 夢とは…

「夢は神様からのメッセージである」
「夢は、寝ている間に体から抜け出た魂が体験したことである」などなど…
古代ギリシア人など昔の人々は、夢には予言や超能力、テレパシー能力があるとして、夢はとても神聖なものであると考えていました。

現代では、日々体験する夢にそこまで思いをはせる人はいないかもしれませんが、とはいえ『夢には何か意味があるかも…』と考える人も多いと思います。

現代では、夢はレム睡眠中に見ているということが明らかになってきていて、睡眠時間にもよりますが一晩のうちに4~6の夢を見ていると言われています。
ほとんどの夢は起きたときにはほとんど忘れてて、起きる直前に見ていた夢はある程度覚えていることもあるとされています。また、レム睡眠中は、脳の中でも感情をつかさどっている偏桃体が活発化しているため、感情的なものが多いようです。

夢のほとんどは、現実ではありえないような場面が多いですよね。


● 東洋医学で考える夢

東洋医学では、夢をよく見る症状のことを『多夢』といいます。
不快な夢を見続けることは、心と体のアンバランスに原因があると考えます。

  • 思い悩むことが多く、消化能力が落ち、体に栄養が行き渡っていない。
  • 冷えや疲労感が強く、足腰がだるい。筋力も低下し代謝が悪い。
  • イライラや考え事が多く、体が乾燥しやすく、熱がこもりやすいが手足は冷える。
  • 食べ過ぎ、飲み過ぎ などです。

どの症状も自律神経がアンバランスになってるので、睡眠の質は下がります。
レム睡眠中に夢を見やすいことから、深い睡眠が少なく睡眠が浅くなっていることが考えられます。
自律神経失調症は、夢が多くなってしまうんですね…。

『なんだか最近、嫌な夢ばかり見る、夢を見過ぎて疲れる…』と感じている方は、あなたの心と体、そして脳になにかしらの無理がかかっていて、あなたが本来持っている、心地よいバランスがズレてしまっているからかもしれません。
そんなあなたにおススメのツボ!!


● 変な夢で疲れる時におすすめのツボ

【内関】 (ないかん)

内関のツボの場所の画像

場所は、手首のシワから自分の指3本肘寄りで、腕の中央にある2本の腱の間です。
こころを静めて、不安な気持ちを抑えてくれます。
酔い止めや妊娠中のつわりにも効果的なツボなんですよ。


【三陰交】 (さんいんこう)

三陰交のツボの場所の画像

場所は、足の内くるぶしから自分の指4本上で、脛骨という骨の内側の骨のキワです。
全身の血行をめぐらせ体を温め、全身に栄養を行き渡らせて心と体を滋養してくれます。


● おわりに

不眠症は、あなたの心と体のSOSです。
眠っても、夢を多く見る、疲れが取れないといった症状が続く場合は、食生活や体の使い方、環境やメンタルに、なにか偏りや無理があるのかもしれません。

東洋医学はバランス医学です。
つぼを刺激することで、少しズレてしまったあなたの心と体を、真ん中に戻してくれる力が出てくることでしょう。
そして、あなたがあなたらしいバランスに戻れば、夢は減ってくることでしょう。

あなたが夢で疲れないために…
happysleep💕


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● Information

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(鍼灸師・マッサージ師:はりあやこ)

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