手足の冷え、お腹の冷え、内臓の冷え、つらい季節です。 乾燥してお肌カサカサ、つらい季節です。 こころもからだも、欲しいのはツヤと潤い!
●ツヤと潤い、女性性は陰の力
関係しているは、西洋医学的には→血行改善
東洋医学的には→「陰」の力です。
1度は聞いたことがあると思います。「陰」と「陽」
この2つは両方必要で、両方大切です。ポイントはバランスです。
簡単なイメージとして「自律神経」があります。
ざっくりのイメージですが
起きている時間、シャキッとするための「交感神経」
リラックス、休息をとるための「副交感神経」
これは両方必要です。
そして両方が必要な時に高まって、必要のない時に低くなるというそのシーソーのようなバランスが何よりも大事です。
そして、話を「冷えと乾燥」に戻しましょう。
交感神経→戦う、逃げる、頑張る、勝つ、恐怖…
これは東洋医学的には、簡単に言うと「陽」です。
陽は強い熱をおびた、情熱的なエネルギーです。
なので、溜まりすぎると上へ上へと昇っていきます。
これが強すぎて起こってくるのが
頭痛、肩こり、イライラ、のぼせ、ホットフラッシュなどです。
これらは余分な「熱」エネルギーですのでヒートアップしてくると、今度は乾燥します。
それが皮膚に現れれば乾燥肌
髪の毛だったらパサパサ毛
そして上、上と熱が集中するので
下にある足先は冷えます。
「冷え」と「のぼせ」はセットです。
「イライラ」と「乾燥」もセットです。
そこでパワーアップさせたいのが
「陰」の力です。
クールダウンの力。
エンジン全開
「あれもしなきゃ」
「これもしなきゃ」
「負けてたまるか」
これは「陽」の力
西洋医学的には交感神経優位状態
エンジン全開になることは決して悪いことではありません。そうならざるを得ないことはいくらでもあります。でもそれを続けていくと反射として、毛細血管は収縮して血行が悪くなります。
足元冷えるんです…
体、乾燥するんです…
そして、女性としての「艶」と「潤い」が減っていくんです。
こころもからだも
カサカサ、カサカサ…
がんばっちゃう女子に多いです。
東洋医学に戻りますが、陰陽論において
男性→陽
女性→陰 です。
だから、がむしゃらに頑張りすぎちゃう女子は男性性が強くなってきます。そうすると、髭が生えてきます。これは、よくあることですよね。
そして、更年期でエストロゲンが減ってくると女性が男性化してくるって聞きますよね。それこそ、髭が生えたり、声が低くなったり、言葉も行動もおっさん化してきたり…
これは女性性が減ってしまった現象です。
これは、ホルモンバランスの問題ですので、ただでさえ更年期に近づく女性には繊細で難しい問題ですし、無理やり補充することも体に負担になることもあります。
東洋医学的には、女性性の減少は、つまり、陰が減ってしまっていると考えます。
だから、補えばいいんです
「陰」を…
そこで陰を補うツボをご紹介します。
復溜(ふくりゅう)
更年期とアンチエイジングにもってこいのツボです。ホットフラッシュなどの上半身に上る熱をクールダウンし、「陰」の力をパワーアップして、からだとこころに潤いを与えます。
場所は足の内くるぶしから自分の指3本上でアキレス腱の際です。
三陰交(さんいんこう)
このツボは、メジャー級のメジャーなツボです。ツボの中でも人気ランキングトップといってもいいくらいです。
特に女性は100人いたら100人ケアしてほしいツボです。
ひたすら血流をよくします。血行が良くなれば、心も体も人生も潤います。潤ってきたら、心も体も人生にも艶がでてきます。
場所は、足の内くるぶしか自分の指4本上で、脛骨とい足の骨のきわです。
冷えと乾燥は、陰を補うことで艶と潤いを取り戻せます。
そして、もう1つ
陰が減って陽の暴走が始まると不眠になります。
夜ぐっすり寝るためにも陰の力って大事なんですよ。
陰をたくさん補って、今日もhappysleep!!!